タネツケバナの仲間(4種)タネツケバナの仲間たち3月から4月にかけて咲くタネツケバナの仲間を集めました。 ・タネツケバナ(種漬け花) ・ミチタネツケバナ(路種浸け花) ・ミズタネツケバナ(水種漬け花) ・オオバタネツケバナ(大葉種漬け花) タネツケバナ(種漬け花) アブラナ科 田植えをするための稲の苗代を作る際に、籾を水に浸けるんだそうですが、その頃に花が咲くのでこの名前があるそうです。 ナズナに似ていて、同じようなところに咲くので遠目には見分けがつかないくらいです。 決定的に違うのは種の形で、ナズナはハート形、タネツケバナは棒状でアブラナに似ています。 以下にタネツケバナとミチタネツケバナの違いを記載します。 1.雄しべの本数 タネツケバナはアブラナと同じ6本に対し、ミチタネツケバナは4本。 この写真、ちゃんと6本ありますね。 2.種の付き方 タネツケバナは広がった感じに実が成るのに対し、ミチタネツケバナは茎とほとんど並行に種が出来ます。 3.生育地 タネツケバナは田んぼなどに生えるのに対し、ミチタネツケバナは比較的乾燥したところを好み、田んぼには生えない。 撮影日時 2007/03/04 12:14:08 Tv 1/500 Av 5.6 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM 2008年の春は、2007年に比べて開花がだいぶ遅かったです。 2007年が早かったので、このくらいが平年並みなのかも知れませんが。 カメラ機種名 Canon EOS 40D 撮影日時 2008/03/08 10:54:36 Tv 1/200 Av 5.6 ISO感度 100 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM ミチタネツケバナ(路種浸け花) アブラナ科 タネツケバナによく似ていますが、こちらはミチタネツケバナです。 その名のとおり、道端で見かけるのはこちら。 撮影日時 2007/03/04 11:54:08 Tv 1/125 Av 8.0 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM 撮影日時 2007/03/04 11:45:29 Tv 1/250 Av 8.0 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM カメラ機種名 Canon EOS 40D 撮影日時 2008/02/23 13:29:26 Tv 1/125 Av 5.6 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM ミズタネツケバナ(水種漬け花) アブラナ科 スミレの種類を見分けるのは非常に難しいですが、それに負けず劣らず種類の同定に苦労しているのがタネツケバナの仲間たちです。 タネツケバナ、ミチタネツケバナは問題ないとして、タチタネツケバナ、ミズタネツケバナ、オオバタネツケバナ、ジャニンジン・・・ 調べてみたらタネツケバナって随分種類があるんですね。 これ以外にもまだあるらしいです。 この写真のは、タチタネツケバナ、オオバタネツケバナ、ジャニンジンとは葉の様子が違うので、生育場所等からミズタネツケバナとしておきます。 全草が瑞々しい緑色をしています。 撮影日時 2007/04/15 10:32:54 Tv 1/250 Av 5.0 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM オオバタネツケバナ(大葉種漬け花) アブラナ科 他のタネツケバナに比べて一回り大きな花で、8mmくらいはありそうです。 狭山丘陵の金堀沢に注ぐ小さな沢のほとりで咲いていました。 この草は食用になるそうです。 写真に写っている、先端の葉だけが大きいのが特徴です。 撮影日時 2007/04/22 14:17:36 Tv 1/80 Av 3.5 ISO感度 200 レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM |